今回は葬送のフリーレンアニメ5話について解説していきます。
前回がとても気になるところで終わっっていました。
続きを楽しみにしてた方も多いのではないでしょうか。
※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
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100分の1
フランメの著書が見つかりアイゼンの家を旅立つ時アイゼンは
長い旅時になる
俺たちは10年かかった」
とフェルンに言います。
フェルンははっとして
と答えました。
ここで4話の解説でも触れましたがフリーレンが少し微笑むようなシーンが追加されています。
これは原作にはないアニメオリジナルのシーンです。
楽しかった旅地を思い出しているんでしょう。
フリーレンは少し笑った後
と言います。
それに対してアイゼンは
と答えました。
100分の1とは魔王討伐の後のお祭りで勇者一行が今後どうするのか話すシーンがありますがそこでフリーレが言った言葉です。
弟子を取らないのかと尋ねたアイゼンにフリーレンは
色々教ええてもすぐ死んじゃうでしょ
皆との冒険だって私の人生の100分の1にも満たない」
と返します。
フリーレンは
と返していました。
そんなフリーレンを見てアイゼンは微笑みながら
と言いました。
原作では特にフリーレンの表情の変化などは描かれていませんでしたがアニメではフリーレンの驚きの表情とフリーレンがこれまでの旅を回送するシーンが追加されています。
アイゼンに言われるまでフリーレンは自分が変わりつつあることに気づいていなかったのかしれないですね。
フェルンの大切な思い出
場面は変わり次の町に行くまでの間、荷馬車で居眠りをしてしまったフェルンは夢を見ます。
どんな夢かというとハイターとのちょっとした会話でしたがフェルンにとっては大切な思い出です。
フェルンが魔法使いとして1人前になりフリーレンの旅についていくことが決まってからハイターが亡くなるまでずっと看病をしていました。
その中でハイターはフェルンに
さもないと死んだ後に化けて出ます」
と言いました。
無関係の霊なら怖いけど大切な人の霊なら化けて出てきても嬉しいと思いますよね。
フェルンも同じで
と寂しげな表情でハイターに言いました。
それを聞いたハイターは一瞬驚いた顔をしていましたがこれもアニメオリジナルです。
原作では困ったように笑うシーンだけでした。
フェルンは幽霊でもいいからハイターにまた会いたいと思ったんでしょう。
ハイターは困ったように笑ってからさっきの言葉を撤回して
とフェルンの頭を優しく撫でいました。
この話とこの後の流れはどのように関係してくるのでしょうか。
それは次の町の先で出会う魔物と関係してきます。
いい子
フリーレンたちは中央諸国ヴィレ地方へと足を踏み入れます。
そこの先の峠道では何人もの人が行方不明になっていると噂になっていました。
行方不明とはなんだか物騒ですよね。
魔物かなにかにやられたのでしょうか。
町の人の話だと幽霊に連れて行かれたそうです。
亡くなった身内や知り合いが生前の姿のまま目撃されているとのことです。
フリーレンは何か心当たりがあるようでした。
フリーレンは
と言って避けようとします。
ですがフェルンは
と進言します。
フェルンはいい子ですよね。
フリーレンは少し笑って
と言いました。
このシーンで少し笑うのもアニメオリジナルです。
原作では小さめな1コマだから表情までは見えにくいですがおそらく真顔でした。
フェルに勇者一行の面影を見て嬉しくなったフリーレンの気持ちを表現したのかも知れません。
その後のフェルンのセリフはちょっと心に刺さります。
フェルンは
と言います。
それはさきほどフェルンが夢で見てた大切な思い出を意識してるのではないでしょうか。
フェルンは自分がいい子にしていたらハイターが本当に化けて出てくれるかも知れないと信じたかったのでしょう。
確かにこの言葉は心に刺さりますよね。
フェルンはなんと健気なのでしょうか。
死者の幻影
さてそうして峠道を通るついでに魔物を討伐することにななりましたが村人が消えた場所には充分過ぎるほど幻影魔法の痕跡が残されていました。
幻影魔法とは簡単に言うと相手に幻を見せる魔法のことです。
アインザーム(幻影鬼)は特にその魔法を使って死者の影を見せて人を誘い込み捕食します。
怖すぎますよね。
魔王が倒された今でも戦う術がない人間にとっては脅威のものです。
人間以外を食べる魔物や魔族もいるらしいです。
アインザームは人しか食べない偏食家らしいのです。
ですがフリーレンによると死者の幻影に攻撃魔法をぶつければ簡単に離散するから魔法使いには脅威ではないらしいです。
フェルンもフリーレンに打てるか聞かれた時
と答えました。
が偽物とはいえ大切な人を打つのは気分がいいものじゃないとフリーレンも語っていました。
実はフリーレンもこの魔物と遭遇したことがあります。
その時は命乞いをする師匠の幻影を撃ったそうです。
アインザームはその人にとって大切な人の影を見せるようです。
大切な人…
フェルン本当に打てるのでしょうか。
死者の影として出てきたのはハイターでした。
最初、対峙した時は動揺もなく撃てると思っていたフェルンでしたが死者の影が
といったことでフェルンは固まってしまいました。
もしかしてこのアインザームはフェルンの記憶を読んでいるみたいです。
自分の大切な思い出を汚されたフェルンは動揺し魔法が打てませんでした。
それに気づいた時フェルンが少し息を飲む描写がありました。
これはアニメならではの表現です。
この時のフェルンはフリーレンの呼びかけも聞こえないほどでしたから1人でアインザームと退治していたらそのまま喰われれていたことでしょう。
それだけフェルンにとってハイターのことが大切だったことが分かりますね。
フリーレンの方には師匠のフランメではなく今回は勇者ヒンメルが出てきました。
これにはフリーレン自身も驚いていたようでした。
フリーレンは
と少し笑っていました。
ヒンメルもやっぱり命乞いしたのでしょうか。
ヒンメルは
「フリーレン撃て」
とだけ言い、そしてフリーレンは
ヒンメルならそう言う」
と言って魔法を放っています。
2人の絆が感じられるいいシーンです。
フリーレンの魔法によって我を取り戻したフェルンはハイターの影もともアインザームに魔法を放ち討伐します。
偽物とはいえハイターを打ったフェルンはやはり少し辛そうに見えましたがフリーレンに
私たちはオレオールを目指しているんだから」
と言われて少し微笑んでいました。
魂の眠る地ならハイターもいるかも知れません。
初めての竜との戦い
また場面が変わり中央諸国リーゲル峡谷。
ここでフリーレンは竜の巣にある魔導書に目をつけます。
なぜ竜の巣に魔導書があるのでしょうか。
竜は魔力のこもったものを営巣の材料にするからです。
どちらにしてもこの紅鏡竜は冒険者を何人も食べていたので倒しておいた方がいいとフェルンが攻撃魔法を放ちます。
ですが全く効きませんでした。
このフェルンが
あまり手応えが…」
というシーンはアニメの方が音声が付いている分フェルンの戸惑ってる様子がよく表現されています。
確かに漫画だと結構冷静に話してるように見えます。
けど実際はこんなに戸惑ってたんだということがアニメだとよく伝っていますよね。
その後の怒った竜がフリーレンたちのいるところへ飛び上がってくる場面もアニメの方が迫力があります。
その後、竜から逃げ延びるシーンもありますがこちらもアニメではようやく竜を巻いた後フェルンがかなり息切れをしていたり、フェルンの顔色が悪く描かれていたりとアニメならではの表現が詰め込まれています。
動きのあるシーンはやはりアニメの方が迫力があって面白く見ることができます。
その後フリーレンは竜のところに戻って追いかけっこを続けようとします。
ですがフェルンが死にそうな顔で裾を引っ張り首を振ったので考え直します。
そして
と呟きました
仲間とは誰のことでしょうか。
シュタルクとの出会い
場面が変わりフォル盆地でアイゼンと共にフランメの著書を探していた頃の回想になります。
前衛を探しているというフリーレンにアイゼンはリーゲル峡谷沿いにある村にいるシュタルクという戦士を紹介します。
アイゼンンが紹介するシュタルクはアイゼンの弟子です。
なのでフリーレンは素直に仲間にするかと言ったわけです。
どうせ通り道にいるのなら仲間に加えた方がいいですよね。
魔法使いだけだと不便なこともあるからだと考えたのでしょう。
回想が終わりそのシュタルクがいる村に着いた2人はシュタルクを探すことにします。
そういえば竜の巣にあった魔導書はどんな魔法が書かれた本なのでしょうか。
フリーレン曰く、
だそうです。
それを聞いた時のフェルンの呆れたような困り顔はなかなか可愛い表情をしていました。
フェルンは
というフェルンにフリーレンが
服と認識する範囲によっては隠し持ってる武器とかが…」
と話している途中で村の老婆が声をかけてきます
原作にもこのシーンはあるがフリーレンの言葉に被せて老婆が声をかけるという演出はアニメならではですよね。
そのおばあさんはなんでフリーレンたちに声をかけたのでしょうか。
シュタルクが2人に会いたいと言ったらしいからでした。
そしてシュタルクの元に2人を案内するまでの間、老婆はシュタルクがこの村に来た時のことを語ります。
シュタルクがこの村に来たのは紅鏡竜がこの村を襲った時でした。
原作では紅鏡竜は地面にいるように描かれていました
アニメでは紅鏡竜が壊した家屋の残骸の上にいるように描かれていました。
アニメの方が臨場感がありますね。
そこにシュタルクが颯爽と現れ、竜と長い間睨み合いをします。
しばらくすると竜が去っていきました。
そういった理由でこの村でシュタルクは英雄だと尊敬されていました。
でもなぜシュタルクは竜ゆを倒さなかったのでしょうか。
それについては後ほど説明します。
仲間への勧誘
そんな話をしている間にシュタルクがいる場所へとたどり着きました。
シュタルクはなぜフリーレンたちを呼び出したのでしょうか。
それは竜を刺激しないよう忠告するためでした。
その時
この額の傷は暗黒竜と戦った時に…」
と言いかけてフリーレンから
と遮られてしまいます。
この時もシュタルクの言葉にかせるようにフリーレンが話すという演出が使われています。
フリーレンはシュタルクの額の傷について知ってたのでしょうか。
これはのちほど分かることですがシュタルクの額の傷はアイゼンと喧嘩した時にできたものでした。
シュタルクはフリーレンの名前を聞いて近くにいた老婆たちに席を外すよう頼みます。
そして
と聞いてきました。
アイゼンとは喧嘩別れをしていたからです。
少なくとも回想の感じからはシュタルクのことを怒ってるようには見えませんでしたが。。
そんなシュタルクにフリーレンは
と聞きますがシュタルクはそれに答えずフリーレンたちの要件を先に聞きます。
そこでフリーレンは
と伝えます。
シュタルクは
と答えました。
続けて
ちなみにこの時、原作ではフリーレンたちの反応は描かれていませんでしたがアニメではフェルンが息を飲むシーンが追加されています。
紅鏡竜を倒すことが条件っていうのは村の人がまた襲われることがないようにってことです。
シュタルクは結構いいやつかも知れません。
臆病者
シュタルクに紅鏡竜を倒せるか聞かれたフリーレンは
と答えます。
それを聞いたシュタルクはにやりと笑って
と答えます。
次の瞬間緊張感のない顔で
と言いました。
これにはさすがのフェルンも呆れ顔で
と突っ込んでいました。
ですがフリーレンはこの言葉で何かを察したみたいでした。
フェルンじゃなくてもそれは突っ込みたくなります。
なぜならシュタルクは前衛の戦士です。
他に誰がその役目をやるのでしょうか。
実はシュタルクは魔物との戦闘経験がゼロでした。
最初は立ち向かったんだが怖くて一歩も動けなかったとのことです。
その後、竜の気まぐれで助かったら村の人から英雄扱いをされて逃げられなくなったということらしいです。
ちなみにその竜が襲ってきた時のアニメの回想では原作にはないシュタルクの怯顔が追加されていたり、竜の吐息などが描かれて竜の迫力が強くなったりしていました。
確かに竜は怖い怪物ですが、フェルンもそう思ったみたいで
こいつはダメです
他を当たりましょう」
と蔑むような顔で言い放っていました。
フェルンはたまに怖いですよね。
そんなシュタルクにフリーレンは
と言ってその場を後にします。
それから村の食堂でご飯を食べて宿屋に向かいます。
アニメ→フェルンが明りを持っています。
さすがに夜道は明りがないと危ないということのようです。
その途中ドンと大きな音が鳴り響きます。
フリーレンは
と言い宿に戻りました。
ですがフェルンは気になったのかシュタルクの元へ向かいます。
そしてフリーレンはアイゼンからシュタルクについて聞いた時のことを思い出していました。
シュタルクを紹介された時フリーレンは
と聞いました。
それに対しアイゼンは
俺と同じだ」
と答えました。
アイゼンは続けて
今のあいつは誰かのために戦えるやつだ」
と言いました。
その時の後悔があるからこそ強くなろうと努力するし人のために戦えるってことですね。
フリーレンも微笑みながら
いい戦士だ」
と言っていました。
一方その頃フェルンは昼にシュタルクとあった場所にたどり着いていました。
そこではシュタルクが修行をしていたようです。
シュタルクが座っていた場所の横にあった大きな亀裂を見て
と言ったところで5話は終わっています。
まとめ
まさかあんなに怯えてた人が欠かさず修行をしていたとは思わなかったのではないでしょうか。
これは続きがとても楽しみな展開になってきました。
今回はアニメ5話を解説しました。
登場人物が増えてきたからちょっと混乱しそうですがそれは頑張って覚えていきましょう。
これからも葬送のフリーレンについて考察していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は以上です。
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