鬼滅の刃

【鬼滅の刃】鱗滝左近次はどんな人物?徹底解説!

2023年9月10日

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

質問者
鱗滝さんはどんな人なのか教えて下さい。

こんにちはエンタメ考察室です。

鱗滝左近次は常に天狗の仮面を被っていて主人公・竈門炭治郎や現水柱・冨岡義勇の師匠でもある登場人物です。

鱗滝さんが炭治郎と禰豆子を想いやる姿は師というよりも親のようで最終選別から帰ってきた炭治郎に対し

「よく生きて戻った」

と涙を流しながら炭治郎を抱きしめる姿を見て泣きそうになったのは私だけでは無いはずです。

その素顔が隠されているのと同じように鱗滝さん本人も謎に包まれた部分が多い人物でもあります。

今回はそんな鱗滝さんの性格や強さについて考察したいと思います。

また公式ファンブックで公開された鬼滅の刃の前身となる鬼殺の流れのネームから鱗滝さんの素顔についても考察しているのでぜひ最後までお楽しみください。

 
 
 

※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

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1.鱗滝左近次

鱗滝さんはトレードマークとも言える天狗のお面をかぶり青い波と雲の柄の羽織を着ています。

作中を通してその素顔は明かされていません。

その佇まいやお面の端から見えるシワを見ると年齢は明かされていないものの年配であることが想像できますよね。

最終選別が行われる藤襲山の手鬼を倒したのが47年前の江戸時代だと明らかになっているので物語の舞台である大正時代から計算すると実際の年齢は60歳から65歳ではないかと考察できます。

狭霧山さぎりやまふもとに一人で暮らしている元水柱であり現在は育手として鬼殺隊への入隊希望者を育てています。

鱗滝さんの教え子には現水柱の冨岡義勇のほか炭治郎を鍛え上げた錆兎・真菰がいます。

その性格は非常に穏やかで口調も丁寧ですが重要なことは強い口調を使って伝える育てらしい部分もあります。

「判断が遅い」

と言って重要な判断に躊躇してしまう炭治郎の頬を叩く場面は鬼殺の厳しさを伝える名場面でもありますよね。

また炭治郎と同じくらい強い嗅覚を持っていて鱗滝さんと炭治郎の出会ったお堂では鬼にすら同情してしまう炭治郎の優しさを嗅ぎ取る場面もありました。

また鬼が何人の人間を食べたかも嗅ぎ分けることができるそうです。

炭治郎を育てるために山の中に仕掛けた罠の数々やお面を手作りしたり禰豆子を運ぶための箱を作ってくれたことからも鱗滝さんの手先が器用なことがわかりますね。

簡潔で明確な説明と指示で修行を進めますが全て教えるというスタンスではなく時には突き放して自分で考える力も育てる方針であることが伺えます。

炭治郎を最終選別に行かせるつもりはなかったということもありますが修行を始めて1年後に

「もう教えることはない」

と伝えて最終選別に向かうために必要な岩を切る試練は炭治郎自身に委ねていましたよね。

炭治郎が鱗滝さんの元で修行をした約2年の間に炭治郎・禰豆子・鱗滝さんの間には強い絆ができます。

3人の関係は親子のような強い絆だったと言えるでしょう。

その証拠に鱗滝さんがお館様に宛てた手紙には

「万が一禰豆子が人に襲いかかった場合には義勇と共に腹を切ってお詫び致します」

と記されています。

弟子とはいえ他人の為に自分の命をかけるなんてなかなかできることではありませんよね。

修行を終えた後に炭治郎と禰豆子は狭霧山を離れますが鱗滝さんとずっと文通を続けておりお互いの近況を伝え合っているのも3人の絆を物語っていますよね。

2.炭治郎を育てた想い

育手として多くの子供を最終選別に送っている鱗滝さんですが炭治郎が狭霧山に行ったときには誰も教え子がいませんでした鱗滝さんは最終選別の行われる藤襲山の牢獄にいた手鬼に恨まれていたため多くの弟子を失っていたのです。

手鬼は

「アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ」

と言っており実際14人の弟子が犠牲になってしまっています。

鱗滝さんが

「もう子供が死ぬのを見たくなかった」

と言っていることからも鱗滝さんが自ら弟子をとることをやめてしまったと考えられますよね。

義勇から炭治郎を育ててほしいという手紙を受け取った後に炭治郎と出会った鱗滝さんは

「この子はダメだ」
「思いやりが強すぎて判断ができない」

と炭治郎が鬼殺に向いていないと評価しています。

それでも諦めずに努力し続け成長する炭治郎を見て炭治郎を鍛えることを選んだのでしょう。

鱗滝さんは炭治郎に今までの弟子に与えた中で一番大きな岩の試練を用意し岩が切れるまで最終選別に行くことを許可しませんでした。

しかし炭治郎は錆兎と真菰の力を借りて結果的に岩を切ってしまいます。

「お前を最終選別に行かせるつもりはなかった」

とはっきり言っていることから炭治郎に修行をさせたのは鬼殺隊に入隊させることを目的としていなかったことが分かりますよね。

つまり鱗滝さんは

「もう子供が死ぬのを見たくなかった」

という本人の言葉通り炭治郎を鬼殺隊に入隊させるつもりではなかった。

ですが炭治郎が鱗滝さんの予想を超える成長を遂げたため炭治郎を最終選別に行かせることにしたのではないかと考察できます。

鱗滝さんは最終選別に向かう全ての弟子に厄除けの面を作り炭治郎には自分とお揃いの柄の羽織も用意します。

「生きて帰ってきてほしい」

という願いが込められていると思うと鱗滝さんの思いが痛々しいほど伝わってきますね。

最終選別を終えて鱗滝さんの元に帰ってきた炭治郎に対して鱗滝さんは

「よく生きて戻った」

と言いながら炭治郎と禰豆子を抱きしめて仮面の下で静かに涙を流していましたよね。

たくさんの弟子を失った鱗滝さんにとってその言葉がどれだけ重いものかが分かるでしょう。

また最終決戦では炭治郎と禰豆子が無惨を倒すための歯車となり大きく流れを変えると感じていたことを明らかにしています。

3.強さ

次に鱗滝さんの戦闘力について考察していきたいと思います。

鱗滝さんが使う呼吸は水の呼吸で引退前は鬼殺隊で元水柱として活躍していました。

毎日のように鬼と命を取り合うような厳しい戦いを繰り広げていたのに五体満足なまま柱を引退していることから全盛期には義勇と同等もしくはそれ以上の力があったと考えられますね。

また狭霧山は山育ちの炭治郎も息苦しさを感じるほどとても酸素が薄い環境でありそこに暮らしながら弟子を育てる鱗滝さんは引退後も優れた運動能力だけでなく高い持久力を維持していることがわかっります。

炭治郎との修行では刀を持った炭治郎を素手で投げ飛ばす場面もあり鱗だけさんの人並み外れた強さを証明しています。

もちろんその年齢から当時ほどの強さはないことが想定できますが鱗滝さんが育てた炭治郎の強さを見ると一般の鬼殺隊士の中でも下の階級以上の強さはあると言って良いでしょう。

また鱗滝さんは炭治郎との修行中にも

・弟子が考えていること
・弟子に伝えるべきこと

をしっかりと理解していました。

炭治郎が成長を続ける中で炭治郎自身が乗り越えられるかどうかというギリギリの強度・難易度の罠を仕掛けていたことが明らかになっています。

育手としての能力がとても高いというだけでなく素晴らしい分析力と判断力を持ち合わせているのでしょう。

冷静に物事を考えられる姿勢は鬼との戦いでも強みであったと考察できますよね。

4.鱗滝さんの素顔

鱗滝さんは鬼滅の刃前編の中で一度も素顔を明らかにしていません。

最終決戦後の場面でもお面をつけていましたよね。

鱗滝さんが天狗のお面を付けている理由には鱗滝さんの優しい顔立ちを見た鬼にバカにされたからだと大正コソコソ噂話で明らかになっています。

手鬼を倒したときにはすでにお面をつけているので若い時からお面を愛用していたということですね。

また鱗滝さんは鬼滅の刃の原点になった作品と言われている「鬼殺の流」に登場する半田左近次が元になっているのではと言われています。

名前が一緒で背格好も似ているだけでなく修行の場面でも同じような罠を使った方法で弟子を育てているため恐らくこの人物が元になっている可能性は高いです。

弟子への強い思い入れや優しさと厳しさを併せ持っている部分も共通しています。

また半田さんはお面をしていないため「鬼殺の流」の作中で一瞬素顔が書かれる場面があります。

その顔はとても優しく思いやりの感じられる顔立ちなので鱗滝さんの顔も似たような雰囲気かもしれませんね。

炭治郎だけでなく義勇や錆兎・真菰の育手である鱗滝さんは優しい登場人物が多い鬼滅の刃の中でも特に優しく魅力溢れる登場人物です。

最終決戦後の平和な世界でも炭治郎と鱗滝さんの文通は続き、みんなのことを我が子のように見守る鱗滝さんの姿が想像できますよね。

鱗滝さん、炭治郎、禰豆子の絆に感動した!

鱗滝さんの素顔を見てみたい!

と思った人はまた次の記事でお会いしましょう。

今回は以上です。

 

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