こんにちはエンタメ考察室です。
炭治郎たち鬼殺隊が命を懸けた戦いの末鬼のいない世界が実現しました。
最終話では舞台を現代に移し炭治郎たちの子孫や転生者たちが和気藹々と平和に過ごす様子が描かれています。
炭治郎の子孫である炭彦と煉獄さんの転生者と考えられる桃寿郎が2人並んでいる姿を見て泣きそうになったのは私だけではないはずです。
今回はそんな炭治郎たちの子孫や転生者について解説していきたいと思います。
また炭治郎の子孫・炭彦の正体が鬼なのではという説についても考察しているのでぜひ最後までお楽しみください。
※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
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1.柱とその関係者
まずは柱とその関係者の子孫・転生者について解説していきます。
冨岡義一は水柱・冨岡義勇の子孫の小学生です。
大正時代で同期だった錆兎・真菰の転生者と思われる男女と仲良く狐のお面のおもちゃについて語り合う姿が描かれています。
ちなみに3人は同じスイミングスクールに通っている親友同士のようですね。
スイミングスクールに通っているのは3人とも水の呼吸の使い手だったためと思われます。
次に煉獄桃寿郎は煉獄家特有の燃えるような頭髪を持った男子学生です。
炭彦の友人として登場し運動神経抜群の炭彦に対し
と熱く語っていましたよね。
血筋的には千寿郎の子孫とされていますが悪口に対しても
と答えるほど明るく前向きな性格から煉獄さんの転生者でもあるのではないでしょうか
宇髄天満は音柱・宇髄天元の子孫です。
最終話では体操の金メダリストとして登場していましたが中指を立てたり記者の首を絞めたりと素行の悪さが語られています。
公式ファンブック・弐によると現代でも7人兄弟として生まれてきたようです。
大正時代では兄弟同士で殺し合い生き残ったのは2人だけでしたので平和な現代で7人兄妹をやり直すことができて良かったですね。
通学中の善照と燈子が見かけたベビーカーに乗っている双子の赤ちゃんは霞柱・時任無一郎とその兄・有一郎の転生者と思われ時任兄弟が着ていた服と同じ霞模様のブランケットに包まれて幸せそうに眠る姿が描かれていましたよね。
鶺鴒女学院の美人姉妹は蟲柱・胡蝶しのぶとその姉・カナエの転生者と思われます。
大正時代では両親を鬼に殺されさらにカナエが童磨に殺害されたことで復讐の鬼と化したしのぶは肉体が毒素のものとなるまでに自らを追い込むことになりました。
たくさんの辛い経験をしてきた二人ですが現代では仲睦まじく笑あっており幸せな生活送ることができているようですね。
幼稚園の先生は岩柱・悲鳴嶼行冥の転生者と思われます。
大きな体に不釣り合いなピンクのエプロンを着用し喧嘩をしている園児をなだめていましたよね。
単行本のおまけページで描かれた顔は黒目があることから現代では目が見えているものと思われます。
定食屋の夫婦は蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃の転生者と思われます。
メガ盛りが自慢の定食屋を営んでおり夫婦仲が良く子供が五人いるそうです。
二人が死の間際に交わした生まれ変わったらお嫁さんにするという約束は転生した現代で果たされたと言えるでしょう。
ちなみに定食屋のカウンターには伊黒の相棒だった鏑丸にそっくりな置物が飾られています。
実弘は風柱・不死川実弥の子孫で警察官です。
口が悪くキレやすい性格は実弥の生き写しと言えるでしょう。
弟の玄弥にそっくりな後輩と相棒にしてパトロールしていましたよね。
過去にナイフを振り回す犯人を二人で傷だらけになりながら捕まえたことがきっかけで仲良くなり今では兄弟のように親しい間柄のようです。
2.協力者たち
次に炭治郎たちに力を貸してくれた協力者たちの子孫・転生者について解説していきます。
道ゆく学童たちの中には刀鍛冶の里の小鉄・鉄穴森の子孫と思われる小学生が登場しました。
まるでお面のようにはっきりとした眉毛と大きな目が印象的ですよね。
また炭彦の通学路には鋼鐵塚整備という自動車整備工場が存在し炭治郎の日輪刀を鍛えた鋼塚さんの子孫が経営しているようです。
さらにきよ・なほ・すみの子孫も小学生として登場しています。
遅刻すまいと走り去る炭彦を
と呼んでいるようです。
炭吉が学校への近道として通る家では鱗滝さんと桑島慈悟郎の転生者が将棋を指していました。
炭吉の学校の生徒には竹内と後藤の子孫や和巳と里子らしき人物も描かれています。
竹内は獪岳との戦いで傷ついた善逸を愈史郎とともに解放した隊士です。
後藤は作中でたびたび登場している隠です。
和巳と里子は炭治郎の初任務である沼尾にとの戦いで登場したカップルです。
大正時代では沼鬼に喰われてしまった里子ですが現代では再び和巳と巡り合うことができたようですね。
また学校の先生として村田さんのひ孫が登場しています。
校則に厳しくいつも遅刻寸前の炭彦たちに厳しく接しますが結局いつもしてやられているようです。
子孫ではありませんが愈史郎と産屋敷耀哉の息子・輝利哉も登場しています。
愈史郎は現代では謎に包まれた画家として生きており珠世という名前の美しい女性の絵を描き続けています。
その美しさは世界的に評価を集めているようです。
飼い猫の茶々丸とともに鬼のいない世界で唯一存在している鬼と言えるでしょう。
紀里谷は日本最高齢記録保持者としてテレビで取り上げられていましたよね。
愈史郎とは違って普通の人間ですので見た目は完全にお爺さんになっています。
かつての死闘を共にした愈史郎とは現代でも交流があるようです。
さらに作中では明言されていませんが道行く人々の中に継国縁壱と妻のうたの転生者らしき家族も描かれていました。
戦国の世では生まれる前に鬼に殺されてしまった縁壱の子供ですが転生後は無事に生まれ二人の子供がいるようです。
波乱の人生を歩んだ縁壱とうたですので現代では平穏な日常を送ってほしいですよね。
3.かまぼこ隊
最後に炭治郎たちかまぼこ隊の子孫について解説していきます。
嘴平青葉は伊之助とアオイのひ孫の青年です。
女性のような可憐な外見は伊之助にそっくりですが性格はおとなしく気弱そうな印象を受けますね。
無惨が長年追い求めていた青い彼岸花を発見した優秀な学者ですが研究中に全て枯らしてしまうたことで無職となりました。
という台詞からもともとは伊之助のように山育ちだった可能性もありますね。
青葉という名前は伊之助の母・琴葉とアオイの名前を足したものだと考えられます。
我妻義照は善逸と禰豆子の子孫で燈子の弟です。
外見は髪を黒くした善逸そのもので女好きな性格も善逸にそっくりですね。
善逸の活躍が記された善逸伝という自伝的小説を読み漁り感動のあまり涙していました。
ちなみに公式ファンブック弐によると善逸伝はかっこいいという理由だけで善逸が鳴柱になっていたり不死川実弥が盗人で犯罪者になっていたりと善逸の妄想が記された小説とされています。
道ゆく女の子に見惚れるなど軟派な性格と言えますが事故に遭いそうな妹を庇って車にはねられたことがあるなどここ一番の行動力も持ち合わせているようです。
我妻燈子は義照の姉で禰豆子にそっくりな外見をしています。
気が強く成績優秀で将来は検事を目指しているようです。
善照が感動していた善逸伝の内容には懐疑的であり善照よりも現実が見えているしっかり者といえるでしょうか。
カナタのことが好きでカナタに
と言われて喜ぶ女の子らしい一面も見られています。
竈門カナタは炭治郎とカナヲの子孫で炭彦兄です。
カナヲにそっくりな甘いマスクは「初恋ドロボウ」の異名を持つほど女性に人気があるようですね。
亡くなったおばあちゃんに対して素直になれなかったことを後悔しており現在は思ったことは素直に相手に伝えるよう心掛けているようです。
燈子に対して
と正直に伝えていますが単行本のおまけページによると彼女はいないとのことですので二人は付き合っているわけではないようです。
公式ファンブック・弐によるとヒノカミ神楽は現代にも受け継がれておりカナタや炭彦も舞うことができるとされています。
ただ鬼を倒すための剣術という認識はなく年に一度、産屋敷家が管理する神社に奉納するものだと思っているようです。
竈門炭彦はカナタの弟であり炭治郎にそっくりな外見をしています。
毎朝のように寝坊することから遅刻の常習犯となっておりパルクールのように建物の上を走り抜けて近道をしながら登校しています。
その身体能力の高さから友人の桃寿郎には剣道部に勧誘されていましたよね。
そんな炭彦ですが実は現代に生きる鬼なのではないかという説が浮上しましたので考察していきたいと思います。
考察結果は
結論
理由を述べていきます。
鬼との共通点
理由の1つ目は炭彦には鬼との共通点とも言える描写がいくつか存在することです。
例えば炭彦はカナタから
と言われるほどよく眠る人物とされています。
作中でよく眠る登場人物といえば禰豆子が思い浮かびますよね。
禰豆子は人を喰わない代わりに睡眠を摂ることで体力を回復していました。
また人間離れした身体能力の高さも鬼と共通している部分といえるでしょう。
炭彦はベランダをつたって下の階へ移動したり建物から建物へ飛び移りながら走ったりといった驚異的な身体能力を見せています。
これは「運動神経が良い」というレベルを超えているのではないでしょうか。
さらに炭彦の祖先である炭治郎は一度太陽を克服した鬼になっています。
炭治郎の特性を受け継いだ炭彦は鬼の要素を所持しつつ日中も問題なく活動することができるのかもしれません。
実際鬼のいない世界とされる現代でも人の血だけで生きる愈史郎と茶々丸が存在していますよね。
仮に炭彦が鬼の遺伝子を受け継いでい言うとするならば人を喰わない代わりによく眠る体質になっていてもおかしくないですし鬼のような身体能力を持っていることにも納得できますよね。
無惨の影響
理由の二つ目は無惨の影響です。
大正時代の最終決戦で炭治郎は無惨と同化しました。
胡蝶しのぶの毒や炭治郎の心の強さによって消滅したかに思えた無惨ですが実際はひっそりと炭治郎の中で生き続けていたとしたらどうでしょうか。
無惨は炭治郎と同化する際に
「永遠なのだ」
と発言しています。
もしこの発言が本当なのだとしたら無惨が時代を超えて炭治郎の子孫にまで影響を与えていても不思議ではないですよね。
また無惨の人間としての姿のひとつに「月彦」という名前があります。
仮に子孫にまで無惨の影響があったとしたら炭彦という名前にも無惨の想いが反映されている可能性も考えられます。
以上の二点から炭彦は完全なをにでこそないですが部分的に鬼の遺伝子が継承された存在だと考察してみました。
まとめ
炭治郎たちの活躍によって平和を取り戻し鬼のいない世界として描かれたのが現代編です。
しかし愈史郎や茶々丸のように人を襲わない鬼が存在していることや炭彦が少なからず鬼の遺伝子を受け継いでいる可能性を踏まえると敵対していたこれまでとはまた違った形で人と鬼が共存できる世界が訪れたのかもしれませんね。
炭彦は鬼の遺伝子を受け継いでいると思う。
鬼に殺された人間も転生していて良かったと思った人はまた次の記事でお会いしましょう。
今回は以上です。
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