こんにちはエンタメ考察室です。
一部のファンから浅草ニードルと呼ばれて親しまれている浅草で鬼になった人。
血鬼術の格好良さや威力の高さも相まって根強いファンが多い登場人物のひとりと言えるでしょう。
今回はそんな浅草で鬼になった人について考察していきたいと思います。
また浅草で鬼になった人が十二鬼月になれた可能性についても考察しているのでぜひ最後までお楽しみください。
※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
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1.浅草で鬼になった人
浅草で鬼になった人は黒髪に少しはねた髪型をした男性です。
浅草を妻と共に歩いていた時に鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまった不幸な人物といえるでしょう。
人間社会に紛れていた無惨ですが炭治郎の優れた嗅覚によってその存在に気づかれてしまいます。
無惨はその場から逃亡するために通りがかった夫婦の片割れの首を切りつけ血を注ぎ鬼と化すことで騒ぎを起こし、どさくさに紛れて身を隠しました。
この時に目くらましとして犠牲になった人物こそが浅草で鬼になった人です。
所謂モブキャラの一人と言えますが珠世によってその後の経過が報告されており最終的には禰豆子の血を活用した治療により自我を取り戻すことに成功したことが明かされました。
無惨による支配から解放された後は珠世や愈史郎と同様に人の肉を食べずとも少量の血液を摂取することで生きることができるようになったとされています。
ちなみに浅草で鬼になった人の妻は夫が鬼になっても変わらずに側で寄り添い続け無事に自我を取り戻した際には泣きながら抱き合っていたことから二人の強い絆がよくわかりますよね。
物語の本筋とはほぼ関係のない人物ですが定期的にその存在が登場することからなんとなく記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
鬼の支配から逃れて以降は元の幸せな生活に戻っていると思われましたが最終決戦では浅草で鬼になった人の血鬼術が登場しました。
彼の存在がなければ産屋敷耀哉がその身を犠牲にしてまで稼いだ時間が無駄になっていましたし珠世が隙をついて人間に戻る薬を無惨に打ち込むこともできませんでした。
珠世の薬によって無惨の動きが停止していなければ無限城で上弦の鬼を討伐することもできず最終的に無惨を打ち倒すこともできなかったと思われます。
そういった意味で浅草で鬼になった人は最終決戦における最優秀的人物とも言えるかも知れません。
2.血鬼術・強さ
最終決戦の立役者ともいえる浅草で鬼になった人ですが実際その強さはどの程度なのでしょうか。
結論
もしかしたら上弦の鬼の域に到達していたかもしれない程の素質を秘めていると考えられます。
1.血鬼術が強力
理由の1つ目は浅草で鬼になった人の血鬼術がとても強力であることです。
産屋敷耀哉が自爆した後に無惨を拘束した棘の血鬼術の使い手こそが浅草で鬼になった人だとされています。
これは直後に登場した珠世が
と言っていることから確実に浅草で鬼になった人の血鬼術と言えます。
ファンの間で浅草ニードルの呼称で親しまれている浅草で鬼になった人の血鬼術は肉の種子と呼ばれる小さな肉塊から瞬時に大量の棘を出現させ相手の体を貫いて拘束する効果があるようです。
ただ浅草の人が近くにいたのか珠世が肉の種子として採取したものを発動したのかは不明です。
浅草の人が近くにいて一瞬で種子をばら撒いて発動できたのであれば作中でもかなり強い血鬼術と言えます。
その拘束力もさることながら肉の種子から棘に変わる速度は無惨が対応しきれないほどの速度でしたよね。
無惨曰く
とのことでした。
しかも無惨はこの棘を破壊せずに吸収していました。
敵の本拠地で体を拘束されるという危機的状況であるにも関らずあえて吸収という選択をしたことを踏まえると無惨でも簡単には壊すことができないほど頑丈な棘だと言えるのではないでしょうか。
2.棘の血鬼術
理由の2つ目は棘の血鬼術に対抗できる鬼は限られているということです。
無惨ですら吸収という方法を取らざるを得なかったことから棘の血鬼術は基本的に破壊することができず脱出するためには吸収するしかないと考えられます。
吸収能力を持つ鬼がどのくらい存在するのかは不明ですが無惨に近いレベルの鬼にしか使えない能力なのではないかと予想できます。
作中で吸収と言える描写があったのは無惨と上弦の弐である童磨それに無惨後を与えられてパワーアップした下弦の壱・魘夢くらいでしょうか。
いずれにしても上弦クラスの鬼にしか使えない能力である可能性は高いと思われます。
つまり下弦以下の鬼には浅草で鬼になった人の血鬼術を食らった時点で詰んでしまうと言えるでしょう。
3.潜在能力の高さ
理由の3つ目は浅草で鬼になった人の潜在能力の高さです。
血鬼術の性能ばかりに目がいってしまいがちですが冷静に考えて人を大量に食べたわけでもなく鬼殺隊のような特殊な訓練を受けているわけでもない一般人が血鬼術を修得しているだけでも相当優秀と言えますよね。
同じように人を食わずに血鬼術を修得した鬼として禰豆子や愈史郎がいますが禰豆子は無惨の血を多く与えられていると言われていますし愈史郎は鬼になってからある程度の時間が経っていることから血鬼術を行使できる一応の理由があります。
しかし浅草で鬼になった人にはそのような要素は語られていません。
最終決戦地では血鬼術のみが登場しているため浅草で鬼になった人の血を使った何らかの方法で珠世が血鬼術を発動させたのだと思います。
しかし浅草で鬼になった人のポテンシャルの高さがなければはこれほど強力な血鬼術にはなっていなかったでしょう。
以上の3点から浅草で鬼になった人の強さは少なくとも下弦の鬼以上であり潜在能力だけで言えば上弦の鬼に匹敵する可能性があると考えられます。
3.なぜ十二鬼月並みの強さなのか
前述の通り十二鬼月に匹敵する素質を持っていると推察される浅草で鬼になった人ですがなぜそれほどの強さを手に入れることができたのでしょうか。
結論
1.禰豆子の血
理由の1つ目は浅草で鬼になった人の治療に禰豆子の血が使われていることです。
珠世によれば浅草で鬼になった人が自我を取り戻し無惨の支配から解放されて少量の血で生きていけるようになったのは禰豆子の血のお陰とされています。
作中では禰豆子後は短期間に何度も血の成分が変化するなど普通の血ではないことが示唆されていました。
禰豆子は自力で無惨の支配を逃れ無惨ですら克服することができなかった太陽の光を克服していることから何か特別な力が備わっているのではないでしょうか。
禰豆子の血には代々火の呼吸を継承してきた竈門家の特殊な血統や青い彼岸花の成分が含まれている可能性があります。
こうした特別な力を持った血を摂取したことが浅草で鬼になった人が強力な血鬼術を行使できた理由の一つなのではないでしょうか。
2.無惨への憎しみ
理由の2つ目は無惨へ強い憎しみを抱いていたことです。
人によって程度はありますが鬼殺隊は無惨をはじめとする鬼に対して少なからず因縁や恨みを持っているケースが多いですよね。
作中ではこうした怒りや復讐心が潜在能力を引き出しているような描写が見られています。
珠世によって鬼化を食い止め理性を取り戻したことで無惨の支配が解け強い恨みを抱くことができるようになったのではないでしょうか。
ただ愛する妻と一緒に浅草を歩いていただけなのに半ばもらい事故のように鬼にされてしまった浅草で鬼になった人は無惨のことを相当恨んでいてもおかしくありません。
わざわざ最終決戦の場に参戦しているもしくは何らかの方法で珠世によって抽出された血鬼術が使用されていることからも自らの手で一矢報いたいといった気概を感じますし棘で拘束するという血鬼術も絶対に無惨を逃がさないという執念ともいえる思いが感じられますよね。
3.無惨の血
理由の3つ目は無惨の血が多く注がれた可能性です。
作中では無惨の血を多く与えられたものは普通の鬼よりも遥かに強大な力を得ることができるとされています。
浅草で鬼になった人が鬼にされた時の状況を振り返ってみると人間社会に紛れて完全に油断していた無惨は急に炭治郎に正体を見抜かれて逃げ出しています。
表面上は淡々としているように見える無惨ですがこの時点では柱でさえも無惨の顔を見たことがないとされていますので予想外の出来事に内心焦っていた可能性はありますよね。
浅草で鬼になった人を斬りつけた際によく見ずに斬りつけていることから慌てた無惨が思いのほか大量の血を注入してしまったのではないでしょうか。
そう考えると浅草で鬼になった人が異様に強い理由にも説明がつきますよね。
とはいえ斬りつけられた傷口の描写からはそれほど大量の血液は見られていませんので可能性としては低いかもしれません。
ただ無惨が多少なりとも動揺していたことは事実素ですので若干多めに入れてしまった可能性はあるかもしれませんね。
以上の3点から鬼になった経緯や治療の過程で強力な能力を得られる要素を取り込んでいたことが浅草で鬼になった人が十二鬼月並の力を持っている理由ではないかと考察してみました。
まとめ
モブキャラの一人だと思っていたのに最終決戦でまさかの再登場を果たした浅草で鬼になった人。
全編通しても登場した回数は数える程度ですがまさか最終決戦時にも登場するとは思わなかったですよね。
このように良い意味で読者の予想を裏切るいる展開も鬼滅の刃の魅力の一つではないでしょうか。
浅草ニードルがかっこ良すぎる!
十二鬼月並みの強さだと思った人はまた別の記事でお会いしましょう。
今回は以上です。
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