鬼滅の刃

【鬼滅の刃】十二鬼月「上弦の鬼」の血鬼術を考察!

2023年9月18日

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

質問者
上弦の鬼の血鬼術をまとめて教えてください。

こんにちはエンタメ考察室です。

宿敵・鬼舞辻無惨の血を多く与えられ数多くいる鬼の中でも最も無惨に近い強さを持つをにと言えば上弦の鬼ですよね。

そんな上弦の鬼が使う血鬼術は凶悪なものが多く刀鍛冶の里では斬れば斬るほど増えていく半天狗に絶望感を覚えた人も多いのではないでしょうか。

今回は上弦の鬼が使用する血鬼術について解説していきたいとおもいます。

 
 
 

※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

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1.上弦の陸・堕姫、妓夫太郎

堕姫だきが使用する帯を操る能力は身に着けている着物の帯を自在に操作する血鬼術で遊郭編で宇髄天元、かまぼこ隊と死闘を繰り広げました。

帯は伸縮自在であり複数を同時に操作することができます。

炭治郎との戦いで見せた血鬼術「八重帯斬やえおびぎり」は実に八本もの帯が同時に襲いかかる強力な技でしたよね。

帯とは言っても実際は堕姫の一部でありその破壊力は一撃で建物を破壊するほどです。

さらに相手を帯の中に閉じ込めることもでき作中では音柱・宇髄天元の妻である雛鶴、須磨、まきをの三人や鯉夏花魁のほか多くの女性たちが閉じ込められました。

ほかにも切り離したり帯に意志を持たせたりといったことも可能なようです。

堕姫の兄である妓夫太郎ぎゅうたろうが使用する血鎌は自身の血を武器に変えて戦う血鬼術です。

凶悪な血鬼術の能力で炭治郎や宇髄天元を窮地に追い込みました。

血鎌は斬撃を飛ばして攻撃できるほか自身に纏うように操って相手に突進するような戦い方もできるようです。

また血鎌には猛毒が含まれており並みの隊士であればかすっただけでも死に至るほど強力なものとされています。

忍びとして育ち毒への耐性を持っている天元ですら徐々に体が蝕まれていましたよね。

作中では禰豆子の「爆血」の効果によって解毒することが出来ました。

ですがもし禰豆子がいなかったら天元は確実に死んでいたと言えるでしょう。

2.新上弦の陸・獪岳

元鬼殺隊士にして新・上弦の陸でもある獪岳かいがくは相手の体をひび割る血鬼術を使用します。

攻撃した相手の皮膚や肉にひびのような亀裂を入れさせる血鬼術で同門の我妻善逸と激しい戦いを繰り広げました。

獪岳の攻撃をくらってしまうたびに体に亀裂が入り時間が経つにつれて身体全体へと拡がり続けます。

たとえ獪岳が死んでも亀裂の進行が止まることはなく基本的に一度術を受けてしまえば死ぬまで肉体が焼き切れる苦しみを味わい続けることになるものと思われます。

作中で獪岳と戦った善逸は珠世が作った「血鬼止め」と呼ばれる血鬼術の効果を止める薬によって一命を取り留めました。

しかし治療に当たっていた愈史郎が

「ひび割れが止まらなければ眼球まで裂ける」

と発言していたことから「血鬼止め」がなければ善逸は失明していたのではないでしょうか。

さらに愈史郎は獪岳がまだをになったばかりであり血鬼術を使いこなせていなかったと説明したたかったのが1年後だったら善逸は即死だったと語っています。

つまり仮に獪岳が血鬼術を完全に使いこなせていた場合攻撃を受けた時点で肉体全てに亀裂が広がり仮に柱であったとしても絶命するほどの威力だったと考えられます。

3.上弦の伍・玉壺

玉壺ぎょっこが使用する壺から出した水や魚を操る能力は壺から特殊な能力を持った魚を召喚したり相手を水の中に閉じ込めたりできる血鬼術です。

特殊な能力を持った魚を召喚する血鬼術では手下である筋肉モリモリの手足がついた魚のような化け物を複数召喚して戦わせることができます。

・体を麻痺させる針を大量に吐き出す金魚を召喚する「千本針魚殺せんぼんばりぎょさつ
・体液が得でできている1万匹の魚を召喚して相手を食い尽くす「一万滑空粘魚いちまんかっくうねんぎょ

など技の種類が多彩です。

また「水獄鉢」は壺から出した水球の中に相手を閉じ込めて窒息死させる術です。

水中なので「全集中の呼吸」を使うことができないことから鬼殺隊にとっては天敵ともいえる技ではないでしょうか。

水球の表面は弾力性があり時透無一郎の霞の呼・壱の型「垂天遠霞すいてんとおかすみ」でも破ることができませんでした。

作中では刀鍛冶の里の少年・小鉄が外部から息を吹き込んだことで呼吸を使うことができたため何とか脱出することができました。

ですがもし小鉄がいなかった場合、無一郎は何もできずに窒息死していたでしょう。

このほかにも壺から壺へ自由に移動できたり脱皮することで真の姿になると触れたものを全て鮮魚に変える「神の手」を使用できるようになります。

「神の手」がかすった無一郎の服は活きの良い魚になっていましたが仮に直撃していたら無一郎は魚に変えれたていたと思われます。

4.上弦の肆・半天狗

半天狗はんてんぐが使用する分裂する能力は喜怒哀楽の感情にちなんだ分裂体を生み出す血鬼術です。

斬られるたびに分裂体を生成できることから追い詰められるほど分裂体も増えより強さを増す血鬼術と言えるでしょう。

作中に登場した分裂体は「空喜うろぎ」「積怒せきど」「哀絶あいぜつ」「可楽からく

と呼ばれそれぞれが異なる能力を持っています。

「空喜」は飛行能力と音波による攻撃
「積怒」は雷による攻撃
「哀絶」は槍による素早い攻撃が可能
「可楽」は手に持った扇で風を巻き起こす

ことができます。

また分裂体を吸収した「憎珀天ぞうはくてん」という分裂体も登場しており喜怒哀楽の分裂体の技を組み合わせた強力な術や巨大な木のの竜を放つ術を使用できるようです。

分別体はいくら倒しても意味がなく本体である極小サイズの「怯」の鬼の頸を斬らない限り半天狗を討伐することはできません。

作中では本体の匂いを辿った炭治郎からのヒントを元に不死川玄弥が発見しました。

基本的に本体は逃げ足が速く隠れてばかりなうえ日輪刀でも簡単に斬ることができないほど頑丈なので初見での討伐は困難だと言えるのではないでしょうか。

5.新上弦の肆・鳴女

鳴女なきめが使用する空間を操作する能力は琵琶を弾くことで無惨の本拠地である無限城の内部を自在に操作することができ無限城を介して相手を違う場所へ転移させることも出来る血鬼術です。

空間を操作するだけなので直接的な攻撃力はありません。

しかし鳴女の頸を斬ろうと近づこうとしても琵琶を弾くだけで離れた場所へ転移させむ現場の壁や床などを操作して進路を妨害することができます。

作中の描写を見る限り能力発動までの初動が早い上に特に制限もなさそうです。

結果的に鳴女に近づくことすらできずに消耗してしまう可能性が高いのではないでしょうか。

実際最終決戦で鳴女と対峙した蛇柱・伊黒小芭内と恋柱甘露寺は空間を操作する能力に翻弄され続け最後まで鳴女に傷一つ付けることはできませんでしたよね。

愈史郎が鳴女の視覚を支配したことで無力化することができましたが鬼殺隊最強の柱二人がかりでも一太刀も浴びせることができない非常に厄介な能力とを言えるでしょう。

6.上弦の参・猗窩座

猗窩座あかざが使用する破壊殺は鍛え抜かれた肉体を駆使して放つ近接格闘系の血鬼術です。

滅式めっしき」「脚式きゃくしき」といったいろいろな種類がある破壊殺ですがほとんどが徒手空拳による打撃技と言えるでしょう。

鬼の肉体と極限まで鍛えた猗窩座の技術によって一般的な格闘技とは比較にならないほどの破壊力を持っています。

作中では炭治郎が「脚式・冠先割」を刀で受けたにも関わらずそのあまりの威力に出血する場面がありましたよね。

また「終式・青銀乱残光」はすべての攻撃を無力化する冨岡義勇の「凪」でも防ぎきることができませんでした。

こうした驚異的な破壊力を持つ技に加えて相手の闘気を感知する「破壊殺・羅針」によって相手の行動を即座に把握し攻撃を回避したり確実に攻撃を当てたりすることが可能です。

「破壊殺・羅針」による感知は柱である冨岡義勇ですら対処することが困難であり最終的に炭治郎が「透き通る世界」に達したことでようやく攻略することができました。

作中でも特殊能力と言える「透き通る世界」を修得してようやく看破することができるとても強力な血鬼術と言えるでしょう。

7.上弦の弐・童磨

童磨どうまが使用する冷気を操る能力はその名の通り冷気や氷を自在に操って戦う血鬼術です。

多彩な技を持つ童磨の血鬼術ですがなかでも最も凶悪と言える技は氷を霧状にして周囲に散布する術ではないでしょうか。

童磨は自身の血を凍らせて霧状にして放つことで相手の肺胞を壊死させることができます。

呼吸器系への影響が大きいため「全集中の呼吸」を使う鬼殺隊にとっては天敵ともいえる血鬼術です。

また冷気を煙状にして撒き散らす「血鬼術・凍て曇」は眼を瞑っていないと眼球が凍結してしまうため思うように視界を確保することができません。

作中では視力に特化したカナヲに対して使用していましたよね。

こうした冷気による攻撃は初見での対処が難しく動体視力が優れているカナヲですら冷気による影響が少ない場所へ退避しながら戦うことしかできませんでした。

霧や煙で間接的にダメージを与える技以外にも氷で直接攻撃したり童磨と同等の強さの技を放つことができる氷の人形を複数体召喚したりと戦う相手に合わせて柔軟に対応できるとても応用力の高い血鬼術と言えるでしょう。

8.上弦の壱・黒死牟

黒死牟こくしぼうが使用する異形の刀は七支刀しちしとうのように枝分かれした刃が特徴的な血鬼術です。

鬼である黒死牟は日輪刀の代わりに自身の肉から作られ大量の刀を使用して戦います。

また刀は必ずしも手に持つ必要はなく背中や腕などから直接生み出すことも可能です。

自身の血肉から刀を生成する能力こそが黒死牟の血鬼術であると言えるでしょう。

いくつもの目が付いた刀はとても頑丈で仮に折れたとしても直ぐに再生することができるため実質破壊することは不可能と言えるでしょう。

一方で鬼の肉から作られている性質上、鬼の再生能力を阻害する「赫刀」による斬撃には弱いという側面もあります。

元鬼殺隊である黒死牟は「日の呼吸」をもとに編み出した「月の呼吸」も使用していましたよね。

月の形をした斬撃で広範囲を攻撃できる「月の呼吸」ですが一振りで何重もの斬撃を繰り出せるのは異形の刀の独特な形状による影響が大きいと考えられます。

一瞬のうちに放たれる斬撃は見極めることが容易ではなく拳を握って2ヶ月で柱に昇格した天才剣士・時透無一郎ですら簡単に腕を切り落とされています。

使用者である黒死牟の技量の高さも影響しているとは思いますが鬼殺隊最強の柱を3人同時に相手にしてもなお有利に立つことができたのは異形の方がと月の呼吸の組み合わせによる変則的な斬撃のなせる技ではないでしょうか。

柱3人分といわれるほど強い力を持った上弦の鬼ですが使用する血鬼術も凶悪なものばかりでしたよね。

まとめ

どの血鬼術も一人の力だけで打ち破ることは不可能だったのではないでしょうか。

志を同じくする仲間との協力があって初めて攻略することができたと言えるでしょう。

上弦の鬼の血鬼術がかっこよすぎると思った人はまた次の記事でお会いしましょう。

今回は以上です。

 

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