鬼滅の刃

【鬼滅の刃】炎柱・煉獄杏寿郎から見た他の柱たちへの想いを考察!

2023年10月4日

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

質問者
炎柱・煉獄杏寿郎が他の柱への想いを教えてください。

こんにちはエンタメ考察室です。

鬼滅の刃の中でも特に強靭な精神力を持った柱・煉獄杏寿郎。

物語の前半で命を落としてしまうものの最後まで炭治郎の心の支えになった剣士の鑑のような男です。

杏寿郎の

「心を燃やせ」

という台詞は炭治郎が成長するために欠かせない言葉だったと言えるでしょう。

きっと杏寿郎の言葉に励まされていたのは炭治郎だけではないと考えられますよね。

今回はそんな煉獄杏寿郎について解説したいと思います。

また公式ファンブックにて明らかになった他の柱との関係性についても考察しているのでぜひ最後までお楽しみください。

 
 
 

※当記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

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1.煉獄杏寿郎

杏寿郎は炎の呼吸の使い手の炎柱で燃えるような黄色と赤の髪・瞳をしています。

先祖代々炎柱を輩出している煉獄家に生まれ10歳ほど年が離れた弟である千寿郎がおり杏寿郎の父・槇寿郎も元炎柱です。

杏寿郎は幼い頃から槇寿郎に剣術を習っていました。

しかし槇寿郎は先代が残した炎柱の書を読んで自分の能力の限界を感じたこと最愛の妻な病死したことで信念が折れ、酒に逃げてしまいました。

やがて柱も引退することになり子供たちに剣術を教えることもやめてしまいます。

父から修行を受けることができなくなった杏寿郎はたった三巻しか残されていない炎の呼吸の指南書を読み込自力で柱の地位まで上り詰めました。

杏寿郎は病死した母が生前に残した言葉

「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です」

という言葉通り弱い人を守るために生きてきたのでしょう。

無限列車の戦いで杏寿郎は炭治郎・善逸・伊之助・禰豆子と協力し下弦の壱である魘夢の討伐に成功します。

迅速かつ的確な判断で200人余りの乗客全員の命を救ったもののその後現れた上弦の参・猗窩座に敗れ命を落としました。

弟と父に最後の言葉を残し鬼殺隊の後輩である炭治郎たちを叱咤し最後まで立派に職務を全うした姿に多くの人が感動したのではないでしょうか。

死に際には亡き母が杏寿郎の前に姿を現し

「立派に出来ましたよ」

という言葉で杏寿郎を労いました。

晴れやかな笑顔でこの世を去る杏寿郎がとても印象的でしたよね。

2.性格

杏寿郎の性格はとても明るく考え方の違いや意見の相違があった相手とも笑顔で接することができます。

裏表のない竹を割ったような性格なので何かを根に持つこともありません。

母の亡き後父が酒に溺れてしまっても歪むことのない健全な精神の持ち主です。

人の話を聞いていないように見られますが実は相手の感情の機微に敏感で気遣いもでき後輩の面倒見も良いことから柱だけでなく多くの隊士から信頼を集めていました。

杏寿郎は判断が早くスパッと結論を出すことを好みますがあまりに頭の回転が早すぎて周囲の人間を置いてきぼりにすることもあったようです。

無限列車で炭治郎が杏寿郎にヒノカミ神楽についての質問をした時にも速い段階で結論を出し炭治郎を戸惑わせていましたよね。

最終的には

「俺のところで鍛えてあげよう」
「もう安心だ!」

と笑顔で言い放っています。

その他の特徴としてどこを見てるのかわからないことがあったり目が合っているはずなのに視線が合わないように感じられてしまうこともあるようです。

杏寿郎はせっかちな印象なので会話の最中もずっと先のことを見ているのかもしれませんね。

人の名前を覚えるのが苦手なような描写がいくつかあり炭治郎のことは一度「溝口少年」と呼んで本人から訂正されその後は竈門少年という呼び方をします。

善逸話黄色い少年、伊之助は猪頭少年、禰豆子は竈門妹と呼んでいるのも全員の名前を覚えられなかったのかも知れませんね。

また杏寿郎はとても家族想いで特に物心がつく前に母を亡くし酒浸りの父しか知らない千寿郎のことを心配していたようです。

無限列車では魘夢の血鬼術によって強制的に夢を見させられるのですがその中でも千寿郎に稽古をつける場面などがありました。

このような性格から杏寿郎は人から嫌われることがなく多くの人に愛されているようです。

3.強さ

杏寿郎が使うのは炎の呼吸で自力で技を極めるほどの実力と才能を持ち合わせています。

階級が甲の段階で当時の下弦の弐を単独で撃破し柱に上り詰めました。

さらに強靭な精神力と的確かつ迅速な判断が出来るという点も戦闘時に生かされていると考えられるでしょう。

実際に無限列車では魘夢の血鬼術によって眠らされていたにも関わらず覚醒後は瞬時に状況を察知し炭治郎たちに的確に作戦を伝えていました。

杏寿郎よりも早く目覚めたものの列車全体が鬼と合体し200人余りの乗客を人質にしてしまったという状況にたじろいでいた炭治郎もこの判断の早さに驚いています。

では杏寿郎の強さは柱の中ではどの程度に位置するのかを考察したいと思います。

胡蝶しのぶは上弦の鬼には少なくとも柱3人分の強さだと分析していましたがそんな中で上弦の参である猗窩座に杏寿郎はたった一人で渡り合いました。

猗窩座との戦いの火蓋が斬られた時見た目は無傷だった杏寿郎ですが実際には乗客を守るために数え斬れないほどの技を繰り出した後に猗窩座との戦いでした。

結果的に杏寿郎は猗窩座に敗れて命を落とすことになってしまったわけですがもし杏寿郎が万全な状態だったら上弦の参に一人で勝てた可能性もあるのではないでしょうか。

猗窩座も杏寿郎のことを至高の領域に近いと評価し杏寿郎を

「お前も鬼にならないか?」

と仲間になるよう切望していましたね。

その強さを証拠付けるように公式ファンブックには

「鍛え上げられた肉体と精神力は柱の中でも上位を誇る」

という記載があります。

9人いる柱の中で上位というのですから柱に強さの順位をつけるとしたら1~3位の強さであると言えるでしょう。

柱稽古での炭治郎と伊之助の会話から柱の中で一番強いのは悲鳴嶼行冥であることは明らかになっています。

また最終決戦にて黒死牟は不死川実弥に対して今までの柱と違う強さだということを匂わせており実弥も柱の中で上位に位置する強さであったと推測できます。

これらの事実と考察を合わせてみると杏寿郎は柱の中で2位か3位の強さでありその強さは実弥と同じくらいだと言えるでしょう。

杏寿郎が命を落としたのは20歳という年齢です。

肉体の全盛期に達するまでには1~2年後と予想できるのでもし杏寿郎が生きていれば悲鳴嶼と肩を並べるほどの強さになっていた可能性もあったということです。

4.煉獄さんから見た他の柱たちの印象

柱は我が強い者の集まりのような部分があるため全員が仲が良かったわけではありませんが杏寿郎はその性格から柱全員に信頼され好かれていました。

それでは杏寿郎は他の柱のことをどう思っていたのでしょうか。

公式ファンブックの内容を参考にして杏寿郎の本音を見て行きます。

水柱・冨岡義勇のことは

「声が小さくて聞き取りづらい!努力家!」

と評価しています。

杏寿郎は元気よくハキハキと話すので冨岡義勇の声が余計に小さいと感じたのかもしれませんね。

また義勇自信は他の柱に比べて能力不足であると感じていたため人並み以上の努力をしていたのですがその様を誇らしげに見せるような場面はありません。

杏寿郎はそれを理解し努力家と評価していたと考えられます。

音柱・宇髄天元は杏寿郎に

「剣技の軌道が美しい!」
「忍びを初めて見た!
「感動!妻がちょっと多すぎる!」

と評価されています。

天元の技を褒めつつ妻が多すぎると言い放っていますね。

鬼滅の刃の舞台である大正時代は一夫多妻制ではありません。

妻が多いのは忍びの文化だと考えられるので素直に驚いたんでしょうね。

恋柱・甘露寺蜜璃は

「才能が凄い!技の独創性も凄い!可愛い後輩」

と評価しています。

蜜璃は柱になる前杏寿郎の継子として炎の呼吸を習っていました。

しかし蜜璃の技が独創的すぎて恋の呼吸を派生し恋柱になったのです。

甘露寺の才能を認めつつ可愛い後輩として面倒を見ていたんですね。

風柱・不死川実弥に対しては

「風の呼吸を一段押し上げた男!天晴れ!」

という評価をしています。

杏寿郎はすでにある風の呼吸をより高めた存在として実弥を認めているようです。

代々鬼殺を行っている煉獄家なので他の風柱の情報をなんらかの方法で得ており杏寿郎は歴代の風柱の中でも実弥は最強だと考えていたのかも知れませんね。

先ほどの強さの考察でも述べましたが杏寿郎と実弥は同等レベルの強さを所持していたと考えられるのでその強さを十分に理解していたのでしょう。

蟲柱・胡蝶しのぶのことを杏寿郎は

「毒を開発!凄い!不利な体格を物ともせず戦う!尊敬に値する!」

と評価しました。

しのぶは自分の不利な体格を生かし唯一毒を使って鬼殺をする剣士です。

自分たちとは全く違う戦い方をするしのぶの頑張りを素直に評価しているのでしょうか。

霞柱・時任無一郎のことは

「同じ年頃の自分よりも才覚がある!」
「若いのに頑張ってえらい!」

と評価しています。

無一郎の年齢とその頃の自分の強さを比較して讃えているということですね。

また柱の最年少である無一郎は弟である千寿郎と同じくらいの年頃なので特別に気にかけていたのかもしれませんね。

実際に外伝の杏寿郎の走馬灯の中では無一郎の肩を叩いて褒めているような描写が描かれています。

蛇柱・伊黒小芭内のことは

「感覚が鋭い!肩・肘・手首の関節だけなら甘露寺よりも柔らかくしなる!」

と評価していました。

伊黒小芭内は子供の頃、杏寿郎の父である槇寿郎に鬼から救われへ鬼殺隊に入るための修行を受けています。

そのため杏寿郎と小芭内は一緒に修行を受け共に過ごした時間があったと考えられます。

小芭内は杏寿郎が亡くなったという知らせを受けた時に

「俺は信じない」

という言葉を発したことからも二人の絆は他の柱同士より深いものがあったのかもしれません。

岩柱・悲鳴嶼行冥のことを杏寿郎は

「恵まれた体格!羨ましい!あの巨大な武器を軽く振れて凄い!素晴らしい筋質!

と評価していたようです。

悲鳴嶼行冥に対してはただただその強さと恵まれた体格を絶賛していますね。

柱の中でも杏寿郎より強い存在であったことが明らかなので羨望の存在だったのでしょう。

まとめ

強靭な精神力と強さを持った杏寿郎は誰からも好かれ尊敬される存在でした。

杏寿郎との出会いがなければ炭治郎は無惨を倒すことができなかったかもしれません。

早い段階で杏寿郎を失ってしまったのは本当に悲しいことですが最後まで心を燃やし続けた彼の生き様は多くの人間の心を熱くしたのです。

やっぱり煉獄さんはかっこよすぎる!

煉獄さんには死んでほしくなかったと思った人はまた次の記事でお会いしましょう。

今回は以上です。

 

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